楽天モバイルのサブ回線として契約した『mineo マイそく スタンダード』。
このプランは月額990円で最大1.5Mbpsの速度で容量無制限というコスパのよさが売り。
俺はmineoをメインで使って、楽天モバイルは3GBで抑えるようにしたほうが安いことに気づいてmineoをメイン回線で運用をしてみた。
今回は俺がメイン回線としてmineo マイそく スタンダードを運用してみて、「1.5Mbpsの速度って遅くないのか」「メイン運用は可能なのか」などと気になっている人向けに、どこまで使えたのかをレビューする。
mineo マイそく スタンダードの検討の参考となれば幸いだ。
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目次(クリックでジャンプ)
【結論】mineoのマイそく スタンダードはライトユーザーにオススメ

まず結論としてmineo マイそく スタンダードは回線速度を気にしない『ライトユーザー』におすすめできる。
俺が実際に運用してみて、webやSNS、音楽ストリーミングといった普段使いなら、マイそく スタンダードでも十分使うことができた。
それにデータ容量が無制限なのに料金が一律だから容量を気にして使う必要もない。
格安で通信容量を気にせずスマホを使いたい人にはおすすめができるプラン。
マイそく スタンダードが向いている人

個人的にマイそく スタンダードに向いていると思うのは以下の人。
- SNS・Web検索が中心のライトユーザー
- 通信費を抑えつつもギガ残量を気にせず使いたい人
- 外で容量の大きいアプリなどをダウンロードをしない人
- 昼の12〜13時にスマホをあまり使わない生活スタイルの人
これに当てはまる人ならマイそく スタンダードでも運用が可能。
マイそく スタンダードが向いていない人

逆にマイそく スタンダードが向いていない人と思うのは以下の人。
- 昼休みにスマホをよく使う
- YouTubeなどの動画を720p以上で見たい
- 大容量アプリを外でダウンロードや更新する
- サブ回線を持っていない
- 速度に不満を感じやすいタイプ
- 仕事でスマホを使う機会が多い
このような使い方をする人はマイそく スタンダードでの運用は厳しいと思う。
mineo マイそく スタンダードの詳細

mineo マイそく スタンダードは月額990円で利用ができて、最大速度が1.5Mbpsでデータ容量が無制限に使えるプラン。
たった990円なのに、データ容量を気にせずに使えてしまうからコスパはかなりいい。
ただし、デメリットもあって祝日も含む月曜~金曜の12:00~13:00の1時間は速度制限があって32kbpsになってしまう。
あとは直近3日間で10GB以上使用すると、同じように制限がかかってしまう。
この制限をどう乗り切るかで、使い勝手は大きく変わってくる。
他のマイそくプランとの比較
因みにマイそくには『スタンダード』のほかに
『スーパーライト』『ライト』『プレミアム』があるから、これらの違いを簡単に解説する。
| プラン名 | 料金(税込み) | 通信速度(最大) |
|---|---|---|
| スーパーライト | 250円 | 32kbps |
| ライト | 660円 | 300kbps |
| スタンダード | 990円 | 1.5Mbps |
| プレミアム | 2,200円 | 5Mbps |
スーパーライトはネット回線での実用性がないから説明は省くとして、ライトは安価だけど最大速度が300kbps。SNSも厳しい速度だから日常使いでも運用は難しい。
プレミアムは速度は5Mbpsと一番高速だけど2,200円と割高。
スタンダードはこの中間に位置していて価格も速度もそこそこというバランスがとれているプラン。
固定費を抑えつつ実用性もほしいという人には丁度いいプランだといえる。
実際にスタンダード(1.5Mbps)で運用した使用感

実際にmineo マイそく スタンダードを運用したけど、大きなストレスなく使用はできた。
けど、webでも画像が多いサイトだと若干表示までのラグがあったり、タイミングによってはXやInstagramでも画像や動画が表示されないということもあった。
あとは、YouTubeなどの動画は480pくらいまでなら止まることなく見続けられるけど、720p以上にすると止まってしまう。
また、音楽のストリーミングは問題なく再生ができた。
ただ、アプリのダウンロードや更新はかなり遅いから注意。
32kbpsはなにもできない

だけど、速度制限中の32kbpsは論外。32kbpsでなにができるかというと、本当になにもできない。
なんとかLINEの送受信が、時間はかかるけどできるかなってくらいで、バーコード決済もバーコードが表示されないからマジで使い物にならない。
だから、この時間帯はサブ回線とかWi-Fiを使うか、使わない時間と割り切ることになる。
俺の場合だと平日の昼間は外にいる事が多いから楽天モバイルを使って速度制限に対応していた。
常に1.5Mbpsは出ない

最大1.5Mbpsだからといっても常に1.5Mbpsの速度が出せるわけではない。
いい時は1.5Mbps近くでるけど、でないときは1Mbpsもでるかどうか。
実際にmineoで回線速度を計測したのが下記。

自宅と主要駅で計測した結果だ。
タイミングにもよると思うけど、自宅でも1Mbpsはでていなかったし、人が多い主要駅では0.5Mbps程度しかでていなかった。
運用するなら昼の速度制限をどうするかが鍵

やはりマイそくを運用するうえで避けられないのが12:00~13:00の速度制限。
32kbpsという圏外と変わらない速度をどう乗り切るかで使い勝手は変わってくる。
この1時間を乗り切ることができる生活スタイルであれば、990円で無制限の運用ができるから固定費を抑えることができる。
もし、マイそくのスタンダードを検討しているなら、昼の1時間の速度制限を乗り切るすべがあるかを確認してほしい。
俺は最終的に解約した

俺自身もマイそくをしばらく運用していたけど、今では解約をした。
俺も12時~13時の間の1時間は楽天モバイルを使っていた。
だけど楽天モバイルで3GBを超えると料金が上がって、mineoを契約している意味がないから3GBを超えないように意識しながら使用をしていた。
この3GBを超えないように意識することがシンプルに煩わしかった。
安いのも大切だけど、何も考えずに使えるほうが楽。ということで俺は結局mineoを解約した。
ライトユーザーなら検討の余地あり

俺は煩わしさを妥協できなくて解約してしまったけど、使えないプランということではない。使い方さえ合えば、990円で最高のプランになりえる。
前にも書いたけどweb検索だったりSNS程度のライトユーザーなら無制限で使えるのはコスパがいい。ただ、合う人と合わない人が極端。
自分がライトユーザーだと思うならマイそく スタンダードは検討の余地はあるから少しでも固定費を抑えたいというなら、一度サブ回線として検討してみてもいいかもしれない。
この記事が、mineo マイそく スタンダードが自分にとって最適なプランかどうかを判断する助けになれば嬉しい。