【日丸屋製作所 節水シャワーヘッド レビュー】我慢せずに節約ができる

最近、固定費をどうやって抑えるかで頭を悩ませている。特に生活に欠かせない光熱費が上がるのはかなりの痛手。

そこで、節約の方法を調べて今回購入したのが日丸屋製作所の節水シャワーヘッド。

工具も不要で簡単に取り替えができるのに試したことがなかったから、物は試しだと思って導入してみたところ水道代を下げることができた。けど、個人的には思っていたより下がらなかったなという印象。

今回は、2人家族での比較ではあるが、節水シャワーヘッドのメリットデメリットも含め、導入前と導入後で実際の効果はどうなんだ?という疑問を解決できれば幸い。

目次

日丸屋製作所の節水シャワーヘッドは買ってよかった

シャワーヘッドの購入には初期費用がかかる。だけど、光熱費を削減したいなら購入すべきアイテムだった。というのも初期投資としては、そこまで大きな金額じゃないから。

僕が購入したシャワーヘッドも2,980円という激安。なのに効果はあった。

2.980円なら飲み会や、ちょっといいランチを数回我慢すれば買える金額だし、節約で浮いたお金で数ヶ月後には元が取れる。その一度の投資が毎月の固定費を安くしてくれると考えるとお得。

削減はできるが過信は禁物

ただ、環境次第でもあるが過度な節水効果の期待はよくない。使ってみて思ったのが、家族が多い家庭なら効果を出やすいだろうが、僕みたいに妻と2人暮らしだと思ったより効果が出にくいなと思った。

考えればわかることなんだけど、2人家族ではそもそもの水道の使用量が少ないので削減できる量もたかがしれてるという話。逆に家族が多ければ多いほど節約の幅は大きくなるのでよりおすすめ。

とはいえ、2人家族だとしても節約を意識した使い方はしていないのに交換後から使用量が下がったのは事実なので、やらないよりはやったほうがいいと思う。

水圧は問題なかった

また、節水シャワーヘッドと聞くと、よくデメリットであがるのが水圧が弱いという話。そういった話が多いから水圧が弱くて物足りないというイメージを持っている人もいると思う。僕自身も実際に交換するまで水圧の心配をしていたが、我が家では問題なかった。

一応、購入前の水圧の確認方法として公式が、既設のシャワーヘッドを外して真上に向けて蛇口を捻った時に20cm以上の水がでるかで判断ができると記載がある。

この方法で購入前に確認しておけば、水圧が足りないといったことを防ぐことができるので、購入する前に確認をしておこう。

肌あたりが優しい

また、日丸屋製作所の節水シャワーヘッドは、デフォルト・ソフト・ハードの3段階で水流を用途によって使い分けることできる。

節水効果が一番あるのはソフトだとは思うけど、ソフトでの常用は節水なのが故にお湯が出るまでに時間がかかるし、水が細かいからなのか少しだけ肌当たりが痛いと感じる。

ハードは散水ホースのジェットに近く、身体を洗い流すのにはお湯が点で当たるイメージだから効率がとても悪い。なので僕はお湯が出るまでの時短で使うか掃除のときに使っている。

デフォルトは交換前のシャワーヘッドよりも肌当たりが柔らかく、しっかり流せるから個人的には特段不満はない。なので、僕は基本的にデフォルトで使っている。

取り付けも簡単にできる

工具も不要で簡単に取り替えができるとはいいつつも本当に簡単なのか?という疑問もあると思うので、実際にどんな手順で交換できるのかを簡単に解説する。

一応、交換の注意として作業前には必ず水栓メーカーや節水シャワーヘッドの取扱説明書を確認してから作業をしてほしい。

シャワーヘッドの交換方法

まず、最初の手順は付いているシャワーヘッド外すこと。基本的にはホースとシャワーヘッドの繋ぎ目を持って反時計回りに取り外すことができる。

我が家のシャワーヘッドでいうなら、本体と本体下のシルバーの繋ぎ目を捻ると取り外せた。

そうして外すとこうなる。

取り外したら購入したシャワーヘッドの根元をさっきの時計回りに捻って取り付ける。

以上。ホントに簡単に取り付けができる。

我が家はメーカーがKVKだったので付属のアダプターを間に取付をしている。

他のメーカーでも付属のアダプターを取り付けないと接続ができないメーカーがあるから、説明書をよく確認をしてから取り付けるようにしてほしい。

交換前と交換後の水道代を比較

実際に導入してからどの程度の削減ができたのかを公開する。時期が違うと使い方が違ってくるので昨対で比較してみた。

使用料とかで比較ができればよかったんだけど、明細を残していなかったから引き落とし口座の利用明細からの比較になる。

交換前と交換後の差がこちら。

「うーーーーん、微妙!!」

ってのが明細が届いたときの感想だった。

これが思ったよりも効果がでなかったと思った理由。個人的にはもう少し削減できるかと思っていたけど、意外と削減量が少なかった。

とはいえ繰り返しにはなるけど、2人暮らしだから削減量も少なかったと思っている。削減できただけでも万々歳かもしれない。

購入前の注意点

このシャワーヘッドはメリットは多いが、気を付けるべき点もある。さすがにいいことばかりだと怪しいなという声も聞こえてきそうなので、気になった点も正直にレビューする。

僕が使ってみて気になったことや、使用上の注意点について紹介する。

節水が故にお湯が出るまでが遅い

家に付いている給湯器にもよるみたいだが、導入後からお湯が出るのが遅くなることがある。我が家もお湯がでるのは遅くなった。

これは節水シャワーヘッドで流量が減ったことにより給湯器が作動しにくくなっていることが原因。逆に言えばちゃんと節水ができているという証拠でもある。

対策としては水量の調整で最初だけハードにしておくと比較的早くお湯がでるので、お湯の出始めが遅いと思っても対策はできる。

取り付けてはいけない水栓がある

取り付けができないならすぐにわかるのですが、取り付けることはできるけど、取り付けてはいけない水栓がある。

それが

  • 2ハンドル混合水栓
  • 樹脂製のシャワーエルボ
  • バランス釜

の3つ。

これは節水シャワーヘッドに止水ボタンがついていることが要因で、止水ボタンが付いている水栓には逆止弁という水やお湯が逆流しないためのものが付いている。

だが、逆止弁がついていないのに手元の止水ボタンを使ってしまうと、給湯器にお水やお湯が逆流してしまい最悪の場合は故障の原因になってしまう。

節約をするために導入したのに、給湯器が壊れてしまっては何をしてるのかよくわからなくなるので、自分の家が上の3つではないことを確認してから購入をするようにしてほしい。

水道代の削減を考えているなら候補の1つ

2人暮らしでは水道代の削減は少なかったけど、節約の効果はあった。2人でも節約ができたから家族が多い家庭であれば、もっと節約の幅は大きくなると思う。

節水シャワーヘッドは節約を意識する中で検討する人も多いだろうし、約3,000円の投資で水道代が削減できて水圧や肌あたりといった快適性も向上するので、購入してよかったと思っている。

大きな節約より無理のない範囲で固定費を抑えつつ、快適性も上げたいという方にはぴったりの製品だと思う。まだ、試したことがない人は是非とも一度試してほしい。

そして、この記事が製品選びの参考なればとても嬉しい。

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