忙しい社会人が早起きをするための習慣化のコツ

ブログだったり英語の勉強だったり、やりたいことがあるのに気づけば毎日の家事や仕事で終わっていく日々。どうにか時間を捻出したく編み出したのが「いつもより少し早く起きれば自分の時間が増えるんじゃないか?」という単純な方法。

とはいえ生まれてこの方、平日は家を出る30分前にしか起きず、土日も目が覚めるまで寝続けていた僕なのでなかなかのハードルの高さ。

そんな人生を過ごしていた僕が、今では平日は家を出る1時間以上前には起きて、土日は7時に起きて自分のやりたいことをやる生活をしています。

今回は朝早く起きることが苦手だった僕でも早く起きれるようになった方法を紹介します。副業やスキルアップなど、未来の自分のために朝の時間を最大限活かしたい方、ぜひ最後まで読んでみてください。

目次

社会人こそ早起きが必要

朝活という言葉がネットや本などで見聞きするようになっていて、早起きの需要は年々高まっています。僕も結婚をしてから仕事や家事で時間が取られてしまい、「自分の時間がない」という悩みはとても切実でした。

ですが、そんな悩みも早起きをすることで自分の好きなことに取り組める時間を確保することができます。副業やスキルアップ、趣味や運動など、自分を成長させる行動は朝こそ効果的だと感じてます。

まずは、なぜ朝が自分の時間や成長のために効果的なのかを具体的に解説していきます。

仕事や家事で失われる『自分の時間』

一人暮らしや結婚や子育てが始まると、家事や育児、仕事で一日が過ぎ去って、自分のやりたいことがどんどん後回しになりがちです。挙句の果てにはなにもできないなんてことも。

僕自身、平日の日中は仕事をし帰宅後は家事、休日でも数時間だけが自分時間という生活で、気づけば一週間が終わるなんてこともよくありました。

でも、自分の時間も確保しないとストレスや不満が溜まってしまいます。そんな時に自分の時間を取り戻せたのが早起きをすることでした。

家族が寝ている朝の時間を自分だけのために使うことで、少しずつ自分の時間を増やすことができ、やりたいことを我慢する生活が少なくなりました。

朝は疲れもなく集中力が高まる時間帯

朝は、1日の中で一番疲れがなく、フレッシュな状態です。

しっかりと睡眠をとることで、頭や身体の疲れがリセットされます。そのタイミングでの作業や運動は効率がいいです。

逆に夜は仕事などで疲れが溜まり、何かをするにもやる気が起きなくなったり、眠くなることが多いです。

なので、朝の30分だけでも自分のために使うことで、夜に疲れや眠い中で作業をするよりも何倍も効率のいい時間を過ごすことができます。

実際に多くの成功者や著名人も、朝時間を活用することで成果を上げていると言われています。

早起きができない主な原因と対策

ただ「早起きしたい」と思ってもなかなか続けるのは難しいです。僕も早起きに挑戦した時は最初の数日だけは頑張れても、気づけばいつも通りの生活に戻ってしまったなんて経験が何度もあります。

そもそも早起きができないのは、意志が弱いからではなく、寝る前の準備から間違っている可能性もあります。

ここでは、よくある挫折ポイントをピックアップし、それぞれの原因に対して対策と一緒に紹介します。「また失敗した」を繰り返さないためのヒントを見つけてください。

早起きをする目的を明確にする 

僕が早起きができるようになった要因として1番大きいと感じているのは、早起きを何のためにするのかを明確にした事です。

早起きをなんとなくで始めても、数日経つと何のために早起きをするのかわからなくなってきて、モチベーションが続かなくなります。

なので、例えば「副業で稼ぎたい」や「英語を毎日30分勉強したい」など、具体的な目標を設定することで早起きが継続しやすくなります。

早起きをしてなにがしたいのか、早起きの目的がはっきりすれば、少し眠くても「起きるか」と自然に体が起こせるようになります。

夜型から朝型へシフトチェンジ

当たり前ですが、いきなり1時間も2時間も早く起きようと思うほど失敗しやすいです。体内時計はすぐには変わらず、急激な変化はストレスや寝不足を招きがち。

また、早起きするために早く寝ようとしても寝付けなかったり、寝れても起きる時間が変わらないなんてことも。

なので、まずはいつもの起床時間から15分だけ早く起きてみる。小さな変化から始めるのがおすすめです。

起きる時間を段階的に早めていけば、自然と無理なく目標の起床時間まで近づけます。焦らず、自分のリズムに合わせて調整することがコツです。

睡眠の環境と習慣を整える

早起きしても「眠い」「疲れが取れていない」では元も子もありません。大切なのはちゃんと睡眠時間を確保しながら睡眠の質を上げることです。

睡眠について調べると必ず目にすることですが、寝る前はスマホやパソコンのブルーライトを控える、部屋を暗くしてリラックスできる環境を作るなど、寝る前の簡単な工夫だけでも眠りの質が大きく変わります。

加えて、寝る1~2時間前はカフェインや食事を避けることも効果的。

夜しっかり眠れば、自然と朝もラクに起きられるようになります。

【悪魔の誘惑】二度寝の対策

せっかく目覚ましをかけても、無意識に止めて二度寝してしまう人は多いですよね。最近はほぼなくなりましたが、僕もあまりに疲れていたりすると今でもたまにやってしまいます。

また、早起きを始めたばかりだと、身体が慣れていなくて二度寝をしてしまうことが多いです。そんなときは、目覚ましを手の届かない場所に置くなど、起きざるを得ないようにするのがオススメです。

寝転がった状態でアラームを止めてしまうから、二度寝をしやすくなってしまいますが、アラームを止めるために起き上がれば、そのまま起きてしまうのは楽です。

早起きに慣れるまでは、アナログ的な方法も取り入れるといいでしょう。

朝をスムーズにスタートする方法

早起きができたのはいいけど、そのあとぼーっとしてしまったり、ダラダラしてしまって早起きが無駄になってしまうこともあります。

せっかく頑張って起きたなら、ちゃんと朝の時間を有効的に使わないともったいないですよね。朝の時間を有効活用するには、小さな工夫や自分なりの仕掛けを用意するのがポイント。

起きてからのルーティンを決める

前にお伝えした『早起きをする目的を明確にする』に近いところもありますが、毎朝同じ時間に起きて活動をするルーティンを決めておく。これが意外におすすめです。

「起きたら顔を洗う」「コーヒーを入れる」「ブログ記事を書く」など、朝一番にやる小さな行動を決めておくと、体が動き出しやすくなります。

最初のアクションはできるだけハードルの低いものにすると続きやすいです。たとえば、スマホでニュースを見る、好きな音楽を流す、ストレッチをするなどもOK。

朝一番の行動が習慣化されると、その後の行動も連鎖的にスムーズになり、ダラダラしてしまったりの時間の無駄がぐっと減ります。

起きてすぐに太陽の光を浴びる

人間の体は、太陽の光を浴びることで体内時計がリセットされるようにできているので、体がシャキッと目覚めます。特にカーテン越しではなく、直接窓際で朝日をしっかり浴びるのがポイント。

それでも、眠気が残る場合はベランダや玄関に一度出てみるのもおすすめです。朝日を浴びる習慣ができれば、体内時計がリセットされて夜の寝つきもよくなり、毎日のリズムが整いやすくなります。

どんなに忙しくても、まずは「起きたら窓を開けて朝日を浴びる」ことから始めてみてください。

早起きを習慣にするためのコツと失敗しない工夫

早起きは1日できれば終わりではなく、毎日コツコツ続けてこそ意味があります。

しかし、途中で挫折したり、リズムが崩れてしまうこともよくあるものです。大事なのは完璧主義をやめて、自分のペースで続けること。そして、気持ちが切れそうなときでも無理なく継続できる小さな工夫を用意することです。

ここでは、早起きを無理なく自分の習慣として根づかせるためのコツや、失敗しても落ち込まないための具体策をお伝えします。

スモールステップで起床時間を徐々に早くする

急にいつもより1時間とか2時間も早起きを目指すと失敗しがちです。

なので、まずは今より15分早く起きるなど、小さなステップで始めるのがポイント。無理なく続けられる小さな目標をクリアすることで、成功体験が積み重なり、自然と理想の起床時間に近づいていきます。

大きな変化よりもちょっとだけの積み重ねが、最終的に長く続くコツです。

早く起きれなくても気にしない

どんなに意気込んでも、毎日必ず早起きできる人はほとんどいません。時には寝坊したり、体調が悪くて起きられない日もあります。特に早起きを始めたばかりだと慣れるまではもう少しだけとなりがち。

ですが、その起きれた起きれなかったで一喜一憂してしまうと、起きれない日が続いて早起きの挫折に繋がってしまうことがあります。早く起きれても起きれなくても気にしない。それが1番じゃないかなと。

そのくらいの余裕をもった状態で早起きは続けていけばいいのではないかと思います。

早起きのために使ってよかった物

次は早起きをするために僕が使ってみてよかったと思ったものを2つ紹介します。

どちらも朝のスタートがぐっと楽になるアイテムなので、早起きが苦手な人こそぜひチェックしてみてください。

セイコークロック RAIDEN (ライデン)

知っている人は多いかもしれません。くっそうるさい目覚まし時計で有名の『RAIDEN』。特徴はなんといっても有り得ないくらいのアラーム音。一緒に寝ている人がいると迷惑になるほどうるさい音でアラーム音が鳴ります。

携帯の音では起きられない。そんな人は一度試してほしいです。電波時計なので時刻ずれの心配もなく、スヌーズ機能もあるので安心して使うことができます。

デメリットは、あまりにもうるさいので近所迷惑になるかもしれないこと。ただ、一応音の調整はできるので必要なときだけ大音量で使用するといいかもしれません。

StAn ホットアイマスク hot eye rest

目覚まし時計ともう1つが、このホットアイマスク。これは起きるためというよりも入眠時ではありますが、すごくいいなと思っています。

使い捨てのホットアイマスクをたまに使っていましたが、コスパがあまりよくないと思っていた時に充電式のホットアイマスクを見つけました。

使い方はいたってシンプルで表のボタンを長押しで電源をいれるだけ。あとは温度の強弱を選べば30分後に自動的に電源が切れる仕組みなので装着して寝れば、朝にはアイマスクとして効果を発揮してくれます。

外側のカバーは洗濯することが可能なので衛生的にも安心。

ただ充電の持ちはよくなく、強で2日使用すると電池の残量がなくなってしまうため、確実に1日おきに充電は必要。

それが苦でなければ、かなりお勧めの商品です。

早起きで『自分の時間』を取り戻す

早起きを習慣にすることは、忙しい日々の中から「自分の時間」を手に入れるための1つの方法です。最初はなかなか続かないかもしれませんが、無理のないペースで少しずつ取り入れれば大きなゆとりと充実感をもたらしてくれます。

ポイントは、段階的に起きる時間を早める、失敗しても自分を責めないなど、小さな工夫の積み重ねです。朝の30分が、副業やスキルアップ、趣味につながります。

毎日忙しい生活の中でも、早起きの習慣さえ身につければ自分らしい時間をもう一度取り戻すことができます。今日から、できることから一歩ずつ始めてみてください。

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