最近はエアコンがなければ耐えられないくらいに暑い。だから家に帰っても熱がこもっていて地獄。むしろ家の中の方が熱くない?って日もあるから、エアコンをつけても部屋が涼しくなるまでに時間がかかってしばらく汗が止まらない。
そんな時の救世主がSwitchBotのハブミニという製品。これがあれば家の中では暑さとは無縁の生活ができるようになる。
他にもSwitchBotは便利な機能があるので、今回2台目の購入をしたので使い勝手などをレビューしていきたい。

SwitchBot ハブミニの詳細

SwitchBotのハブミニは簡単に説明すると家中のリモコンを1つにまとめられるスマートリモコン。
大きさが65×65×20mmと手のひらサイズでコンパクト。給電方法はMicro USBからType-Cへと変更されたのも嬉しいポイント。
あとは側面に初期設定で使うボタンが1つあって、裏面には壁掛け用の穴と両面テープを付けるスペースがある。だから机や棚などに置くだけじゃなくて壁にも固定ができる。
そして、対応している家電はテレビやエアコン、照明などの赤外線リモコンを使って操作する製品はほとんど対応しているはず。なぜなら10万種類以上の型式の製品に対応しているから。さすがにこれだけあれば使っている家電は対応している(はず)。
ハブミニ・ハブ2・ハブ3の違い
ハブミニのほかに同じような製品で『ハブ2』と『ハブ3』という製品も販売されている。
今回、購入したハブミニがエントリーモデルだとしたら、ハブ2がスタンダードモデルで、ハブ3がプロモデルといった感じ。
参考程度に3機種を比較してみた。これを見れば自分に合うモデルを選ぶ参考にしてほしい。
ハブミニ(Matter) | ハブ2 | ハブ3 | |
---|---|---|---|
価格(公式サイト) | ¥5,980 | ¥9,980 | ¥16,980 |
サイズ | 65×65×20mm | 80×70×23mm | 126×94×38mm |
重量 | 36g | 63g | 190g |
充電接続端子 | USB Type C | USB Type C (with multiple sensors) | USB Type C (with multiple sensors) |
赤外線リモコン | 〇 | 〇 | 〇 |
温湿度センサー | △(専用コードにて) | 〇 | 〇 |
照度センサー | × | 〇 | 〇 |
Matter対応 | 〇 | 〇 | 〇 |
Matter最大接続台数 | 4 | 8 | 30 |
Matterに対応している

ハブミニは『Matter』という規格に対応しているモデルがある。通常であれば、メーカーが違うならメーカー毎にアプリを使わないといけないけど、Matterに対応していれば1つのアプリやデバイスで管理ができる。
とはいえ、Amazon AlexaやGoogle HomeのスマートスピーカーならMatter対応していないハブミニでも連携はできるから、ハブミニしか使う予定がないならMatter対応は必要ないけど、今後はスマートホーム化をしていくんだって人はMatter対応を購入するのがおすすめ。
ハブミニのセットアップ方法
ハブミニを買ったものの設定はどうやってやるの?って人もいると思うから、簡単に初期設定からリモコンの登録までの流れを紹介する。

- 専用アプリのホームから右上の+を押して「デバイスの追加」をタップ
- 追加したいデバイスをタップ(今回はハブミニだからハブミニをタップ)
- 画面の指示に従ってハブミニの操作を行う

- ハブミニを接続したいWi-Fiを選択し、パスワードを入力
- 名前と部屋の名前を決める【ハブミニの登録は完了】
- ホームに登録したハブミニを表示されているのでタップし、追加をタップ

- 追加したい赤外線リモコンを選択する
- リモコンの自動学習をタップ
- 今すぐ開始を押して、カウントダウンが始まったら、ハブミニに向かってリモコンのボタンを押すと登録が完了
【メリット①】リモコンフリーの生活ができる

ハブミニを使って何ができるのかというと、まず1つがリモコンを使わなくてよくなる。
我が家もそうだけど「あれ?リモコンどこにいった?」って経験はどこの家でもあるあるだと思う。だけど、ハブミニを導入すればそんなことからも解放される。
部屋中のリモコンをミニハブに登録しておけば、スマホで基本的な操作ができるようになる。
ただ機器によっては細かい動作ができなかったりするから完全な置き換えは難しいかもしれない。例えば我が家の場合だとエアコンなら上下の風向きは変えられるけど、左右の風向きは変更できない。とはいえ、基本的な操作はできるから特別困ることもない。
【メリット②】外からでも操作ができる

個人的には、この機能だけでもハブミニを買う価値があると思っている。なぜならハブミニは外からでも操作ができてしまうから。
例えば我が家で重宝しているのが、夏とか冬だと家に帰っても部屋が暑かったり、寒かったりする。だけど、外からスマホでエアコンをオンにしておけば、帰った時には快適な部屋を作っておくことができる。他にも家を出た後にテレビや照明を消し忘れに気づいても消すことができる。
あとは、旅行や出張などの長期外出の防犯対策としても効果的。
【メリット③】オートメーション機能で自動化ができる

他にはオートメーション機能を使った自動化も可能。
場所や時間などのトリガーを決めておくと自動でエアコンのオンオフや照明の点灯消灯ができる。
例えば朝7時になったら照明とエアコンをつけれたり、家から〇km以内に近づいたらエアコンをつけるといったような使い方ができる。
あとは、他のSwitchBot製品との連携をさせてのオートメーションを作れるから、より自分の生活リズムに合わせての自動化ができるようになる。
【デメリット①】Wi-Fiは必須

デメリットというよりも、どちらかというと注意点ではあるんだけど、ハブミニはインターネット経由で操作をするから自宅にWi-Fi環境がないと使えない。
しかも2.4GHz帯のWi-Fiにのみ対応しているから、自宅のWi-Fiが2.4GHzに対応しているかを確認する必要がある。
あとは、Wi-Fiから遠いと通信がうまくいかずに操作ができないといったこともあるから、ハブミニの設置する場所はできるだけWi-Fiの近くに置くようにしたい。
【デメリット②】価格がかなり高くなっていた

今から始めて買うなら気にならないと思うけど、今回購入をした2台目の価格は4,960円だった。因みに2021年に買った1台目は1,898円。
1台目はMatterには対応していないハブミニだけど、その分を考慮したとしてもさすがに値段が上がりすぎ。
一応、今も1台目に買ったハブミニは公式サイトで販売されてるけど、現時点での販売価格は5,480円だった。4年間の物価高の影響はハンパない。
だけど、値段はあがっているけれど、この便利さを考えたらコスパは高いと思う。
【デメリット③】賃貸は置き場に困る可能性がある

ハブミニから赤外線を飛ばして操作をしているから、置く場所によっては家具などで赤外線が遮られて操作ができないこともある。例えば、テレビなどを操作するときに受信部が遮られて操作ができないって経験はあると思う。
持ち家ならフックや両面テープを壁に付けることも問題ないけど、賃貸だと退去する時のことを考えるとさすがに気が引ける。
1つ方法としてマスキングテープとかの粘着が弱いテープを下地として貼ってその上から両面テープで固定する方法もあり。
だけど、マスキングテープでも糊が壁に残ってしまう場合もあると思うから、やるやらないは自己責任で試してほしい。
ハブミニでQOLが爆上がり

今となってはハブミニがない生活は考えられないくらいには生活の中に溶け込んでいる。
外から家電の操作ができたり、オートメーションで自動化してみたりと、通常のリモコンではできなかった便利さを手に入れられる。
Wi-Fi環境が必須にはなるけど敷居はそこまで高くないし、スマートホームの入門機としては最適。
色々種類はあるけど、まずはハブミニからスマートホームを試してみるのが手軽で失敗もない選択になるはず。
