楽天モバイルの評判を調べると、「電波が悪い」「繋がらない」「速度が遅い」ばかり出てくる。それでも無制限で使えるのは魅力的で気にはなっているけど、申し込むかずっと悩んでいるなんて人は多いと思う。
2024年にプラチナバンドの運用が始まって回線がよくなったという声もあるけど、マイナスの評判はまだ絶えない。
そんな中、俺は2025年の10月にahamoから楽天モバイルに乗り換えた。
今回は俺が楽天モバイルに乗り換えてみて、実際回線の繋がりはどうなのか、速度はでるのか、実体験を交えながらレビューしていく。楽天モバイルに乗り換えをしようと思っている人の参考になれば嬉しい。
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【結論】楽天モバイルは評判よりちゃんと使える

まず最初に結論で、俺の環境での評価にはなるんだけど普段の生活で困ることはあまりなかった。外出先でも問題なく繋がっているし、SNSが見れなかったり、YouTubeが再生されないといったことはほとんどない。
とはいえ、繋がらなかったり速度がでないといったことが全くないかと言われると、それは正直ある。だけど、それは特定の場所に限られていて、ひとくくりに楽天モバイルが使えないということではない。
どちらかというと、ネットの評判よりちゃんと使えるじゃんと俺は感じた。
楽天モバイルを選んだ決め手はデータ無制限と楽天経済圏

俺は楽天モバイルの前にはahamoを契約していたんだけど、ahamoは地下鉄の車内での繋がりが悪かった。名古屋の地下鉄は毎日使うから、これが地味にストレスだったんだ。
だから乗り換え先を探し始めて、その時に候補に挙がったのが楽天モバイルだった。特にデータ無制限と楽天経済圏の2つが魅力的に感じた。
とはいっても、俺のデータ利用は月20GB以内で収まっていることがほとんどで、無制限じゃなきゃ困るという使い方はしていない。それでも無制限に魅力を感じたのは残りのデータ容量を気にしなくてよくなるからなんだ。
データ通信を使いすぎたときに残りのデータ容量を確認したり、制限に引っかかって月末付近に低速通信になったりすることがなくなる。これだけでも乗り換える理由になる。
あと、もう一つの理由が楽天経済圏だ。俺は楽天カードや楽天証券をはじめ、楽天のサービスを多く使っている。楽天モバイルを加えるとポイントの還元率が上がるから、通信費を払いながらポイントも増える形になる。
楽天モバイルの料金は段階制

楽天モバイルの料金は使った分だけ段階制。以下は楽天モバイルの料金表。
| データ利用量 | 金額(税込) |
|---|---|
| 3GBまで | 1,078円 |
| 20GBまで | 2,178円 |
| ギガ無制限 | 3,278円 |
上記の通り、1,078円から3,278円と3パターンあり、毎月のデータ利用量によって支払う金額が変わってくる。
俺の場合は、さっきも書いた通りで月に20GB以内に収まることがほとんどだから、月額は2,178円で済んでいる。
ahamoと比較しても2,970円から800円程度下がる。格安プランからの乗り換えだから下がり幅は少ないけど、3大キャリアのプランなら月5,000円以上払っていることも珍しくない。そこから3,278円になるなら、月1,700円近く、年間だと2万円以上変わってくる。
データ利用量が20〜30GBだと他社が安い
ただし料金で1つ注意点がある。それが月に20〜30GB使う人で、3大キャリアの格安プランと比較すると楽天モバイルが割高になってしまう。以下は、3大キャリアの格安プランとの比較表だ。
| キャリア・プラン | データ容量 | 月額(税込) |
|---|---|---|
| 楽天モバイル(Rakuten最強プラン) | 無制限(20GB~) | 3,278円 |
| ahamo | 30GB | 2,970円 |
| LINEMO ベストプランV | 30GB | 2,970円 |
| povo2.0(データ追加30GB/30日間) | 30GB | 2,780円 |
楽天モバイルは20GBを超えた瞬間にギガ無制限の3,278円になる。だから20〜30GBしか使わないと、他社の30GBプランより500円ほど高くなる。
逆に20GBまでに抑えられるなら3大キャリアより安く運用ができるし、30GBを超えて使うならコスパがいい。
俺は月間データ利用量が20GBを超えることがほとんどないけど、超えても3,278円で他社との差は最大で500円程度。であればデータ利用量を気にしなくてよくなるし、他のメリットを考えると楽天モバイルのほうがいいのでは?と思った次第。
【実測】楽天モバイルの速度計測の結果
とはいえ、料金が安くても速度がでなければ意味がない。ということで、いろいろなところで計測をしてきた。
その結果が以下の通り。使った測定ツールはSPEEDTESTというiOSアプリ。
| 計測場所 | 下り(Mbps) | 上り(Mbps) |
|---|---|---|
| 名鉄名古屋駅ホーム | 2.18 | 0.03 |
| 鶴舞線伏見駅ホーム | 9.19 | 4.48 |
| 鶴舞線車内 | 4.18 | 5.22 |
| 鶴舞線車内(別日) | 52.9 | 14.8 |
| 伏見(地上) | 94.5 | 33.2 |
| 犬山 | 45.0 | 6.19 |
| 自宅 | 74.8 | 25.8 |
場所やタイミングによって速度の差はある
計測して感じたのは、まだまだ地下には弱かった。
地上で使う分には特段気にならない程度の速度はでている。自宅や伏見なら70Mbps以上出ていたから、ネットも動画も普通に使えた。
だけど、地下は地上と比べると速度が低下した。というのも、伏見の地上では94.5Mbps出ていたのに、地下鉄のホームになると9.19Mbpsまで落ちていて、同じエリアでも10倍以上の差があった。
一番ひどかったのが名鉄名古屋駅のホームなんだけど、上りも下りもほとんど速度がでていない。下りが2.18Mbps、上りに至っては0.03Mbps。実際、インターネットもLINEもかなり厳しい状況だった。
ただ、ホームがこれだけ悪いなら車内も悪いんじゃないかと思うけど、意外とそうでもなくて地下鉄の車内はタイミングによって速度が出たり出なかったりだった。別日の計測ではあるけど、1回目は4.18Mbpsしか出なかったのに対して、2回目は52.9Mbps。
地上ほどではないものの、それなりの速度がでていた。
地下鉄車内でもYouTubeは見れる

あとは、スピードテスト以外にもYouTubeが再生できるかの検証をした。
検証をしたのは地下鉄の車内。結果は、下り4.18Mbpsだった1回目は途中で止まることがあったけど、2回目の52.9Mbps出ていた時は、最後まで問題なく再生された。
YouTubeが再生できるときはネット検索も問題なかった。ただ、タイミングによっては表示に詰まる感じもあった。そういった時は特に画像が顕著で、表示されるまでに時間がかかる。
電波が届かず楽天ペイが使えなかった

地下鉄は遅い時もあるけど繋がってはいた。一方で、そもそも繋がらない場所もあった。
それが、名古屋駅にある高島屋の地下で、支払いに楽天ペイを使おうとしたらバーコードが表示されず決済できないことがあった。レジ待ちの間に気がついたから、支払い方法をクレジットカードに切り替えて事なきを得た。
これがもし、自分の番になってから気づいていたら、レジで慌てることになっていた。
とはいっても、これは他の決済方法を1つ持っておけば防げる話で、大きなデメリットとは感じていない。
Rakuten Link経由なら通話無料

あと、楽天モバイルにはRakuten Linkという専用アプリがあって、これを使って発信すれば国内通話が無料になる。
品質は特に問題なく、途切れたり相手の声が聞こえなかったりといったこともない。ただ、仕組みがデータ通信を使う通話だから電波の弱いところでは通話が不安定になることがある。
あと、全ての通話が無料になるわけでもなくて、0570などのナビダイヤルや188のような特番は対象外だ。
そして、iOSやAndroidの標準電話アプリからかけた場合も30秒22円が発生する。無料になるのは、ナビダイヤルや特番以外の番号にRakuten Linkからかけたときだけなのは注意が必要。
固定費を抑えつつ大容量データを使うなら楽天モバイル

楽天モバイルは、大容量データを使いたい人には特におすすめできる。
3,278円で無制限に使えるのは他にはないメリットだし、俺は試してはいないけど自宅のネット回線を解約して楽天モバイルだけで運用することもできる。
ただ、地下や場所によって速度が落ちるのは事実。結局、自分の生活圏で使えるかどうかは契約して使ってみないと分からない。だから、思い切って乗り換えてみるのが一番早い。
もし、いきなりメイン回線にするのが不安なら、数ヶ月様子見でサブ回線として契約してみるのもおすすめ。ただ、そのまま楽天モバイルをメインにするなら、元の回線は解約することになるから番号は変わってしまうというデメリットはある。
仮に使えないと感じても、Rakuten最強プランなら1年未満の解約で最大1,078円の解約手数料はかかるけど、それだけで済む。それに1年を過ぎれば解約手数料は0円。
10ヶ月使った俺の結論としては、ネットの悪い口コミほど酷いキャリアではない。もし迷っているなら、口コミを読み続けるより1ヶ月使ったほうが早い。
ぜひ、楽天モバイルでデータ容量の無制限と固定費の削減をしてみてほしい。